| ATORE検査 | Step1 | Step2 | Step3 | 
| 検査目的 | アトピー性皮膚炎の | ・重症度の判定 | ・治療効果の判定 | 
| 検査項目 | aTGF-β1定量 | Th2cell/CRTh2定量 & CyTh3定量 | ・CyTh3定量(悪化因子の治療中) | 
| 条件 | 検査依頼書に必要事項明記のこと | 左記検査終了後 | 左記検査終了後 | 
| 備考 | Jack-STAT3タンパク由来であるTGF-β1を測定することにより、症状がアトピー性皮膚炎によるものであるか否かをスクリーニングする。あるいはアトピー性皮膚炎の素因があるか調べる。 | ・Th2cell/CRTh2 : Th2cellにあるPGD2レセプターの定量(アトピー性皮膚炎の根本病態が存在することの指標)。 ・CyTh3 : Th3cellのゴルジ装置など、細胞内のTh3サイトカインであるTGF-β1の定量(アトピー性皮膚炎の引き金となるもの、ステロイドなどの悪化因子を探求する)。 | ・CyTh3、Th2cell/CRTh2を正常範囲に入れるための経過観察検査。 ・過剰治療によるアウトグローの消失と他の症状への移行を防ぐ。 | 
| 検査法 材料/検体量 | ELISA法 血漿(EDTA2K)0.2ml以上 摂取後、即冷凍保存。 (溶血、乳ビは不可です) | フローサイトメトリー法 ヘパリン加全血/3ml(室温保存) | フローサイトメトリー法 ヘパリン加全血/3ml(室温保存) | 
| 正常値 判断値 | aTGF-β1 2mg/ml以下 | Th2cell/CRTh2 : 3.1-12% | CyTh3 : 2.6-3.4% Th2cell/CRTh2 : 3.1-12% (%は全Th細胞中) |