この理論を利用してがんの診断をしたり、アレルギーや免疫に係る病気を検査・診断するのがTh検査です。
糖尿病・関節リウマチ・角膜炎・腸炎・肝炎・腎炎、その他多くの病気が自己免疫性の疾患として位置づけられています。また、様々な原因により免疫不全の状態がひきおこされる場合があります。 病気を免疫の面からとらえてTh細胞のバランスを整えるのが治癒への近道である場合があります。定期検診の一環として取り入れれば、がんの早期発見や病気の予測をたてることも可能です。さらに、Th検査の有益なところは診断だけではなく、病状を抑えるために有効で副作用の少ない薬を、検査した動物それぞれに調節できるということです。
Th1が優位になるとリウマチなどの組織傷害性疾患になり、Th2が優位になると感染症にかかりやすくなったり、アレルギー性疾患になったりします。Th3が優位になると腫瘍の形成が促進されます。ざっと分類すると下記のような病気があげられます。
Th1病 : 慢性関節リウマチ、糖尿病、慢性角膜炎、IBD(ネコリンパ球プラズマ細胞性胃腸炎)
LPC(イヌ特発性リンパ球プラズマ細胞性大腸炎)など
Th2病 : アレルギー性疾患、アトピー性皮膚炎、夏型過敏性肺炎、
SLE(全身性エリテマトーデス)など
Th3病 : 腫瘍性疾患 リンパ球性プラズマ細胞性膝関節炎など
検査はスノードリームの会員病院にて行ないます。まずは、主治医の先生にご相談ください。かかりつけの病院でこの検査が受けられない場合は、当社で会員病院をご紹介しますので、メールでご連絡ください。
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